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「FRC福岡帰国子女の会」の現在

発足当時は、帰国子女を抱えた家族の悩みを解消する自助的要素が大きかったようですが、その後、帰国子女家族も増え、社会貢献（県や市が主催する、国際会議のお手伝い、海外交流の際のホストファミリー募集のお手伝いなど）の機会が増えた時期もありました。現在は少し前の不況の影響か公共の企画自体が減少・縮小しているようで、要請が減っているのが現状です。

会員にとっては、ネットで情報を得られる時代とはいえ、やはり、子供たちの教育に関する情報を生の声できくことができる、という点で在籍を希望される方もいます。海外での駐在地も様々ですし、子供たちの年齢も現在すでに大学生・社会人になっている子から幼稚園児までいるので、いろいろなケースでの情報交換ができますし、普段の子育てでは、同級生の母親からの情報のみになりがちですが、その先のモデルケースを目にすることができるのも魅力なのかと思います。
また、母親の立場としても、現在住地域や子供の在籍校が一定でないため、気兼ねなく話ができるという利点もあるようです。